
CNCフライス盤でフェイスミルと強アルカリイオン水を使って切削加工をした時のフリー画像です。
長尺の加工物はビビリや反りを防ぐためバイスを複数並べて固定し、切れ味の良い加工具、冷却性の高い切削油を使用します。
この加工ではの切削油に強アルカリイオン水を使用しています。
強アルカリイオン水を切削油として使う特徴は以下の通りです。
- 浸透力が高く、冷却性に優れているため、工具の摩耗を抑え、切削条件を上げることができる。
- 洗浄性に優れているため、切削液や切り粉の除去が簡単にできる。
- pH(ペーハー)が12程度と高いので、加工液中のバクテリアの繁殖が難しいため腐敗しにくく、交換サイクルを長くすることができる。
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主な用語と説明
- CNCフライス盤:CNCフライス盤は、コンピューター数値制御(Computerized Numerical Control)によって、プログラム通りに加工物を取り付けたベッド、加工具を取り、回転させた主軸を動かして金属などの素材を削り出したり、穴を開けたりする機械です。
一般的な汎用フライス盤にくらべてCNCフライス盤は高度な自動化、複雑な形状の加工ができますが、手動で汎用フライス盤のように操作、加工をすることも可能です。 - 強アルカリイオン水:強アルカリイオン水は、水を電気分解して作られる、pH(ペーハー)が11〜13程度のアルカリ性水溶液です。
界面活性剤や有機溶剤などの添加物を含まない純水ベースの製品もあれば、切削性や防錆性を高めるために微量の添加剤が加えられた製品もあり、洗浄液や切削油として様々な産業で利用されています。
空気中の二酸化炭素(CO₂)と反応して中性化が進むと、pHが低下し、防錆効果や洗浄力が失われるため、密閉保存が推奨されます。