立形CNC研削盤でハウジングのツバ部の端面を平面研削加工

立形CNC研削盤でハウジングのツバ部にある端面を平面研削加工したときのフリー画像です。

砥石を傾けられるCNC研削盤は、内径、外形、そして端面の加工をワンチャック(一度の取り付け)で完了できます。これにより、同芯・直角・平行といった高精度を出しやすくなります。
一方で、両センターで保持できず、振れ止めも使えないため、全長の長い加工物では剛性が確保しにくいというデメリットがあります。
しかし、従来は3種類の機械が必要だった加工も1台で済むため、段取り回数が大幅に減り、1回の加工時間が長くなることで無人化も可能になります。

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主な用語と説明

  • 立形CNC研削盤:CNC研削は、コンピューター数値制御(Computerized Numerical Control)によって、ドレッシング、加工、測定といった加工物の取り付けから取り外しまでの動作を自動で行う機械です。
    砥石を傾けられるCNC研削盤は、内径、外形、端面加工を一度の取り付けで行うことができ、一般的な研削盤では難しい形状の倣い加工なども行うことができます。
  • 平面研削加工:平面研削加工は、平面研削盤という機械を使い、回転した砥石で加工物の表面を平らに削る加工法です。
    一般的な『削る』からイメージされる仕上がりとは大きく異なり、平面度、平行度、面粗度、寸法など、高い精度で仕上げることができます。
    また、砥石、切削液を選定することにより、アルミニウムのような柔らかい材料から熱処理によって非常に硬くなった焼入れ鋼まで加工することができます。